アフターレポート
知的障がい者教室
皆さんこんにちは。
あっと言う間にもう4月。今年は例年より桜の開花がゆっくりなようで、皆さんの新生活を桜が歓迎してくれているようですね。
令和6年3月24日(日)、恵比寿社会教育館で知的障がい者恵比寿教室「えびす青年教室」の令和5年度修了式が実施されました。
午前中はクラブ活動です。
「けんこう」「カフェ」「アート」の3つクラブに分かれて「気軽にカフェ」を行いました。
「マイブームは何ですか?」「最近、面白かったことは何ですか?」などのテーマの書かれたカードを引いて、順番にテーマの沿ったお話しをしたり、アートクラブのお部屋では今年度の思い出を絵に描いたりしました。
一年間一緒に活動した仲間との思い出話に、皆さん花を咲かせていらっしゃいましたよ。
昼食のあとはいよいよ修了式です。
会場には学級生さん達で作った辰(干支)のイラストや一年間の活動写真が掲示されており、式の雰囲気に華を添えます。
最初に区長の挨拶、そして修了証の授与です。各クラブの代表者に区長から修了証を渡していきます。
「えびす青年教室でのさまざまな経験を毎日の生活に活かし、今後も幅広く活躍していきましょう。」
お一人お一人の名前の入った修了証を、学級生さん達は感慨深そうにご覧になっていました。
修了証授与のあとには「一年間の振り返り」「手話ダンス」「座ってダンス」と続きます。
「一年間の振り返り」では今年度の青年教室での活動をスライドショーで振り返りました。
秋祭りや上野公園への外出プログラムなど、楽しかった活動記録写真の連続に皆さん笑みがこぼれます。
「手話ダンス」では『世界に 一つだけの 花』と、そして「座ってダンス」では『マツケンサンバⅡ』に挑戦です。どちらも7月の高校生企画プログラムと11月プログラムの復習なので、学級生さんもボランティアさんも、みんなとってもお上手!思わずアンコールが出るくらい楽しい時間でした。
えびす青年教室のあいことばは「えがおでびっくりすてきな青年教室」。
コロナ禍が明けてたくさんのプログラムが実施された今年度は、まさしくこの合言葉にぴったりの一年間だったのではないでしょうか。
また4月からえびす青年教室の新年度の活動がスタートします。
この活動をとおして、学級生の皆さんやボランティアさん達お一人お一人のきれいな花を咲かせていってくださいね。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。