アフターレポート
知的障がい者教室
皆様こんにちは。
令和5年ももう半分が過ぎました。現代人は何かと慌ただしく毎日を過ごしがちですが、たまにはゆっくり周囲の人たちとの会話を楽しめるような場所があると素敵ですよね。
活動前ミーティング
さて、突然ですがこちらの写真、何をやっている場面だと思いますか?
皆さん何やら手元の資料を確認しながら真剣にお話されています。
実はこちら、知的障がい者恵比寿教室「えびす青年教室」のボランティアさんたちが活動前の打ち合わせを行っている様子です。
その日のプログラムが円滑に進められるよう、活動前に一日の流れや注意点、そしてえびす青年教室の理念の確認を行っているのです。
今回のアフターレポートは、いつも青年教室の活動を支えてくださっているボランティアの皆さんに注目していきます。
気軽にカフェ
この日(令和5年6月25日)の活動プログラムは「気軽にカフェ」でした。
「気軽にカフェ」は、カフェにいるかのように気軽にみんなで食べたり飲んだりしながらおしゃべりをしてコミュニケーションを図る活動です。
けんこう、カフェ、アートの3つクラブに分かれ、プログラムを進めていきます。
ボランティアの皆さんは、学級生さんと一緒にお互いの似顔絵を描いたり用意したトークテーマに沿って会話を進行したりと、参加者全員が充実した時間を過ごせるようにサポートします。
こちらの写真はトークテーマ「行きたい場所はありますか?」についてお話している時の様子です。
学級生の皆さんからは横浜中華街や高尾山、スカイツリーなど色々な場所のアイディアが飛び出します。
「どうしてそこに行きたいの?」「もし行けたら何をしたい?」と会話はどんどん弾み、皆さんその場所に関する情報や思い出をたくさん教えてくれました。
用意されたジュースやお菓子の効果もあって、リラックスムードでおしゃべりする様子はまるでカフェのよう!
ボランティアの皆さんのサポートもあり、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
活動後の振り返り
活動終了後には今回の活動の反省会です。
スマートフォンやアンケート用紙を使ってその日の活動を振り返り、良かった点や改善点、自身の気付きを全体で共有します。
皆さんどうすれば学級生がより有意義な時間を過ごすことが出来るかをよく考えていらして、「みんなでゆっくり話す機会があり良いプログラムだった」「パックジュースにしたのは学級生も飲みやすそうで良かった」「時間を守るためにはどんな工夫があるだろう」など、様々な意見が寄せられました。
プログラムを安全に楽しく過ごす裏には、こんな準備や努力があるのですね。
ボランティアの皆さん、本当にいつもありがとうございます!
ボランティア募集
知的障がい者恵比寿教室「えびす青年教室」では現在、地域住民の方や大学在学中の方、高校生ボランティア部の皆さんなど多様な背景の方がボランティアとして活躍されています。
皆さん、こころのふれあいを大切にし、障がいのあるなしに関わらずみんなが楽しめる活動を目指しています。
ボランティア活動にご興味のある方は、ぜひ 恵比寿社会教育館(03‐3443‐5777)までご連絡ください。
お待ちしています!
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。