アフターレポート
知的障がい者教室
皆さまこんにちは。
暑い8月も気づけばもう半ば。ぜひご自身らしいそれぞれの夏を楽しんでくださいね。
高校生ボランティア企画
以前のアフターレポートでも少し触れましたとおり、知的障がい者恵比寿教室「えびす青年教室」では様々な方がボランティアとして参加してくださっています。
その中には青山学院高等部のボランティア部(以下、高校生ボランティア)の皆さんもいらして、積極的に青年教室の活動をサポートしてくれています。
令和5年7月23日(日)、高校生ボランティアが企画した「手話ダンス」が実施されました!参加者みんなでSMAP「 世界に 一つだけの 花」の手話を覚えて表現してみよう、という企画です。
練習
先ずは2グループに分かれての練習です。学級生の皆さんもボランティアさん達も、手話は初めてという方がほとんどの中、高校生ボランティアの皆さんが講師となり歌詞に合わせた手話を教えてくれました。
「花、は両手で花を咲かせるように動かします」「人それぞれの好み、は自分の好きと相手の好きがそれぞれあるよね、という手話で表現します」など、ただただ動きだけを説明するのではなく、しっかりとその意味も合わせて丁寧に教えてくれます。
中には難しい振りもあり参加者が戸惑う場面も見られましたが、そういった時にも「一緒に練習しましょう」と優しくフォローされていました。
おかげで参加者全員がはじめての手話を楽しく学ぶことができました!
発表会
練習のあとは発表会です。
もう一つグループの前で、練習の成果をお互いに披露します。どちらのグループも堂々と、元気に、手のみならず全身を使って楽しそうに発表されていました。まさに手話でダンスをしているよう!
発表会後、学級生の皆さんは「周りの人にも教えて一緒にダンスしたいと思った」「みんなでダンスできて楽しかった。教えてくれてありがとうございました!」と達成感に溢れているご様子でした。
また高校生ボランティアの皆さんからは「一緒に頑張ってくれて良かった」「難しい箇所などもあったと思うが、一所懸命練習して最後にダンスが出来て嬉しかった」と喜びのコメントが聞かれました。
高校生ボランティアの皆さんはこの「手話ダンス」企画のために2か月の間、週1回の部活の時間にコツコツと練習を積み重ねてきたそうです。
参加者全員の努力と笑顔がまぶしい、とても素敵な活動プログラムでした。
ボランティア募集
知的障がい者恵比寿教室「えびす青年教室」では現在、ボランティアを募集しています。
こころのふれあいを大切にし、障がいのあるなしに関わらずみんなが楽しめる活動を目指しています。
ボランティア活動にご興味のある方は、ぜひ 恵比寿社会教育館(03‐3443‐5777)までご連絡ください。
お待ちしています!
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。