アフターレポート
セミナー
シブカツでは、「ボランティアに参加してみたいけれど、どうしたらよいのかわからない」といった方と、ボランティア受け入れ先のマッチングをお手伝いし、ボランティア参加のきっかけづくりを目指して「ボランティアセミナー」を開催しています。
今年度第1回目のボランティアセミナーを8月2日(水)に実施しました。
今回のセミナーは、テーマを「こどもテーブル座談会」とし、「恵比寿じもと食堂」代表の末岡 真理子さんと、渋谷区社会福祉協議会 子ども支援課 こどもテーブル係の石嶋 瑛一さんのお2人にご登壇いただきました。
「恵比寿じもと食堂」は、渋谷区こどもテーブル事業の先駆けとなった食堂で、現在も月2回、水曜日に景丘の家で活動しています。
末岡さんからは、子ども食堂の理念や、実際の活動の様子などをご紹介いただきました。恵比寿じもと食堂はさまざまな方が集まり、みんなが自分にできることをしながら和気あいあいと活動している食堂です。子どもたちだけでなく、小さなお子さん連れのお母さん達の憩いの場、交流の場としても人気です。
また、末岡さんご自身の経験として子ども食堂を立ち上げよう!と思ったきっかけや、立ち上げに奔走された際のエピソードなどもお話いただきました。
続いて石嶋さんより、区内のその他のこどもテーブル団体についてピックアップしていただき、ご紹介いただきました。
渋谷区内には現在、64の子ども食堂と、50の居場所づくり・学習支援団体があります。渋谷区社会福祉協議会では、区内のこどもテーブル団体の活動情報について集約し、発信を行っています。
(渋谷区社会福祉協議会 こどもテーブル事業のHPはこちらです)
また、こどもテーブル活動をしている団体に対して、助成金も支援しています。本セミナー内では、こどもテーブルの立ち上げを考えている方に向けて、助成金制度についてもご説明いただきました。
セミナーには幅広い年齢層の方々が集まり、登壇者のお二人を囲んだ座談会形式で実施しました。登壇者と参加者の皆様の距離感も近く、終始和やかな雰囲気のセミナーとなりました。
セミナー後のアンケートでは、「子ども食堂は貧困支援のイメージがあったが、地域交流や居場所づくりといった新しい視点を得られた」「実際に活動されている方のお話を聞けてよかった」等のご意見をお寄せいただきました。
こどもテーブルに参加してみたい・立ち上げを考えているという方は、渋谷区社会福祉協議会 子ども支援課 こどもテーブル係までお問い合わせください。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。