アフターレポート
セミナー
シブカツでは「ボランティアに参加してみたいけれど、どうしたらよいのかわからない」といった方へのボランティア参加のきっかけづくりを目指して「ボランティアセミナー」を開催しています。
今年度第二回目となるボランティアセミナーを8月19日(土)13時~15時で実施しました。
今回は「ボランティア活動を通じて共につくる、シブヤらしい福祉について学ぶ」というテーマで、シブヤらしい超福祉な街を目指して活動されている「NPO法人ピープルデザイン研究所」の活動紹介とボランティアの参加についてのセミナーを開催しました。
セミナー前半では「NPO法人ピープルデザイン研究所」代表理事の田中真宏さんにご登壇いただき、活動内容やプロジェクトなどについてお話いただきました。
NPO法人ピープルデザイン研究所は、心のバリアフリーをクリエイティブに実現する思考や方法論として"ピープルデザイン"を提唱し、全国各地でダイバーシティなまちづくりの活動を展開しています。渋谷区においては、障がい者をはじめとするマイノリティの方々が抱えている課題をデザインやテクロノジー、エンターテイメントなどの力を使って解決するイベントやプロジェクトを行っています。
障がい者をはじめとするマイノリティの方々が「カッコいい」など憧れるような未来を目指し、「意識のバリア」を「憧れ」へ転換させる心のバリアフリーを"超福祉"と定義しています。渋谷区の掲げる「ちがいを、ちからに、変える街。」という理念にも近い、「超福祉」がより日常的になっていくことをゴールに「超福祉展」や「超福祉の学校」、「超福祉の図書館」などの様々な"超福祉"イベントを開催しています。
また、渋谷区内で「就労体験プロジェクト」も展開しています。サッカーのJリーグやバスケットのBリーグなどのスポーツの試合会場で、区内の障がいのある方々が運営スタッフとして働き、活躍をしています。
セミナー後半では超福祉のイベントを支えてきたボランティア経験者の方々と参加者がグループワークを交えながら交流しました。
グループワークでは、今回のセミナーに参加した理由、ボランティア活動を通して学んだことなどを話し、その後はボランティア経験者への質疑応答や超福祉な社会についてのディスカッションを行いました。
皆さん会話が弾み、楽しそうにお話しされていました。
グループワーク終了後は、田中さんからセミナーの総括と10月に実施される「超福祉の学校」に関するボランティア活動についてご紹介いただき、全体の質疑応答を経てセミナーは終了となりました。
セミナー終了後のアンケートでは「超福祉などの色々な考え方を知れてとても良かった。」「ボランティアについては難しく考えずに、まずは体験してみることが重要だと感じた。」「団体の活動や理念に共感できた。可能ならできる範囲でボランティア活動に取り組みたいと思う。」等のご意見をお寄せいただきました。
NPO法人ピープルデザイン研究所の概要はシブカツウェブサイト内の「コミュニティを探す」でも紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。