アフターレポート
セミナー
7月17日(水)、シブカツと青山学院大学のコラボ開催セミナーとして「らくがき消しから考えよう 地域の防犯・防災」を実施しました!
本セミナーでは、「落書き」があることで街の治安に及ぼす影響や「落書き消し」の活動について、実際に消去体験を交えながら理解を深めていただきました。
セミナーは第1部の座学と、第2部の落書き消し体験の2部制で実施しました。
第1部のセミナー冒頭は、渋谷区安全対策課の東浦課長より、渋谷区の防犯対策についてご説明いただきました。
現在区が力を入れている防犯対策として「路上飲酒の見回り」があります。毎年ハロウィンの時期に問題となっているように、路上飲酒はポイ捨てや騒音等、さまざまなトラブルの発生の元となっています。渋谷区では今年10月1日より通年、駅周辺エリアでの路上飲酒を禁止する条例を施行します。
その後、青山学院総務部安全対策課より、青山学院大学内での防犯の取組や、災害時の青山学院の役割についてご説明いただきました。青山学院は緊急時の避難場所や、帰宅困難者の受入場所としての役割を担ってくださっています。
第1部の最後は渋谷区環境整備課より、区内の落書きの現状や、「落書き」とアートの違い、「落書き」の種類、事例、消去方法などを説明いただきました。
「窓割れ理論」という犯罪心理学があり、軽微な落書きであっても、放置しておくことで街全体の治安悪化につながってしまうことがあります。環境整備課では落書き消去プロジェクトにより、区だけでなく、区に関わるみなさんのご協力をいただき、みんなできれいなまちをつくる取り組みを行っています。今年7月から始まった落書き消去ボランティア活動を支援する「らくがき消去サポーター事業」により、さらに区に関わるみなさんとの美化協働を推進しています。
第2部は、実際に青山学院大学付近に描かれてしまった落書きを消去する体験を実施しました。
落書きを消す溶剤を噴霧し、クロス(布)で地道にふき取っていきます。
落ちにくいところは、溶剤を吹きかけたのち、上からラップを被せてつけ置きをすると効果が上がります!
蒸し暑い中での実施となり、熱中症に気を付けながら、みなさん懸命に落書きを消してくださいました。
シブカツでは、今後もさまざまなセミナー・イベントを開催予定です。
開催情報は、シブカツウェブサイト、しぶや区ニュースをご覧ください。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。