皆さまこんにちは。
今年は平年に比べると梅雨入りが遅いようですね。大雨や夏の暑さもニュースの話題になることが増えてきて、今から覚悟と身の回りの備えが必要そうです。
さて、今年もこの季節がやってきました。
そう、「ガヤリンピック」!
昨年度に引き続き、今回も白熱の試合の様子をご紹介します。
ガヤリンピック
令和6年6月2日(日)、知的障がい者幡ヶ谷教室「GAYA」では、グループ対抗で様々な競技に参加して総合得点を競うプログラム「ガヤリンピック」が開催されました。
参加グループは『マスカットドジャース』(黄緑)、『ピンクのスマホ』(ピンク)、『南アルプスの天然水』(水色)の3チーム。どのチームも優勝目指して気合十分です。
また、この日は「おとなりサンデー」の日でした。ボランティアの皆さんもお揃いのTシャツを着て会場を盛り上げます。
開会式
開会式では昨年度の優勝チーム『幸せの黄色い総武線』の代表者から幡ヶ谷社会教育館の館長に優勝杯の返還、各チームの代表者による選手宣誓、そして全員でラジオ体操を行い、いよいよ令和6年度ガヤリンピックのスタートです。
選手宣誓ではぶっつけ本番だったにも関わらず、3名で上手に連携をとられ立派に宣誓されていたのに驚きました。
前半戦
最初の競技はボッチャ!今回のボッチャはオリジナルの三角コーンが標的です。各チームでボールを6投し、ボールがコーンに一番近いチームが勝利というルールで行われました。使用した三角コーンは開級式の際にメンバーさんが装飾したもので、各グループの個性が溢れています。
その後、競技はトイレットペーパータワー、キャタピラレース、玉入れ、お菓子釣りと続きます。
キャタピラレースには、その日遊びに来てくれた"おとなりさん"の飛び入り参加もあり、大盛り上がりでした。
玉入れでは5月プログラムで皆で作ったグループ船とお手製の新聞紙ボール、そしてゴムボールを使用しました。
グループ船に新聞紙ボールが入れば1点、ゴムボールが入れば5点というとても競技性の高いルールに、熱の入った声援が聞かれました。
後半戦
休憩時間には釣ったお菓子と一緒にしっかり水分補給も行い、ガヤリンピック後半戦がスタートします。
後半戦最初の競技はフラッグボールキャッチです。
各グループオリジナルの旗の四隅を持って、飛んでくるボールをキャッチします。どんどんボールの投球位置から旗の距離が遠くなるので、投げる側も受け取る側、そして応援する側も毎回真剣そのものです。だからこそ遠い距離でのキャッチが成功した際は、チーム全体で大喜びでした。
続いてはラッシュアワーという競技。
こちらはメンバーさんからのアイディアに着想を得た競技とのことで、決まった広さの中にサイコロで出た目の人数が入っていくもので、一番たくさんの人数では入れたチームの勝ち、というルールです。
男子チームの最初の目は6!いきなりの大人数です。その後もサイコロが振られるたびにキューキューになっていく中で「もっと詰めていいよ」「足をここに置いてみたら」とチーム内で協力する姿が見られました。
そして女子チームはなんと広さ半分!こちらも限られたエリアの中で創意工夫をしながら勝利を目指していましたよ。
さて、後半戦も残す競技はあと2つ。船引き競争とモップリレーです。
モップリレーはグループメンバー全員参加のリレーで、ガヤリンピックのラストを飾るのに相応しい競技です。
最後の一人がゴールする時には、自然と会場全体から拍手が沸き起こっていました。
結果発表
白熱した試合の結果、見事優勝を果たしたのは『ピンクのスマホ』チーム!!
多くの競技でコンスタントに高得点を収めたのが勝因のようです。
優勝した『ピンクのスマホ』チームには優勝杯が授与され、「みんなで協力して勝てたのでとても嬉しい」とチーム全員で喜びを分かちあっていました。
今回は競技数も多く、最後には少し疲れた様子も見られましたが、それでもどの競技も一生懸命に参加し、また応援する姿が印象的でした。
勝ったチームも負けたチームも、メンバーさんもボランティアさんも、皆で皆の健闘を称えながら熱戦の余韻と共に今回のガヤリンピックは幕を閉じていきました。
来年はいったいどんな雄姿が見られるのか、今から楽しみですね。
ボランティア募集
GAYAでは活動に参加してくださるボランティアを大募集しています。
詳しくは幡ヶ谷社会教育館(03-3376-1541)までお問い合わせください。また、GAYAの活動概要はシブカツウェブサイト内の「コミュニティを探す」でも紹介しています。
皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。