地域活動団体

スペース・アイを取材しました!

スペース・アイを取材しました!

スペース・アイとは
「スペース・アイ」は、日本語を母国語としない人の日常生活で言語による障壁を解消することを目的として、外国人と日本語での会話を行っているボランティア団体です。
今回は活動場所である、渋谷区総合ケアコミュニティ・せせらぎを訪問し、代表の鈴木恵司さんにお話を伺いました。

【代表 鈴木恵司さん】
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取材時は、マスク着用、換気、身体的距離の確保を徹底し、感染対策を行いました。
撮影時のみ、マスクを外して撮影しました。

団体の立ち上げについて
外国人からしぶやボランティアセンターに日本人と話す機会が欲しいとの相談が複数あり、2003年にしぶやボランティアセンターの職員が「外国人に日本語でおしゃべりをする機会を提供してあげたい」とボランティアグループの立ち上げについて、ボランティア登録者に声をかけたのがきっかけです。"スペース・アイ"の名前の由来としては、"スペース"は互いに助け合う「場所」、"アイ"は「私」「愛」「会い」「相対する」など意味を持っています。

団体の活動について
普段は、渋谷区総合ケアコミュニティ・せせらぎで活動を行っており、外国人と11の日本語でのおしゃべりを1週間に12時間程度で行っています。おしゃべりのテーマややり方はそれぞれにお任せしており、気軽かつ自由に参加していただいています。
また、共催行事として、外国人と日本人が一緒に参加できる、「お茶会」や「着物を着る会」で日本文化を体験する機会を設けたり、「お国自慢料理大会」では各国の料理を作って楽しんでもらうなどのイベントを年4回実施しています。企画や運営は私たちが行っていて、コロナ前は多くの方にご参加いただいていました。

【お国自慢料理大会】

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コロナ禍の影響と今後の活動について
コロナ禍では、施設の閉館などの影響で対面での活動ができなくなり、日本語会話や各種行事もともに休止することとなりました。施設閉館中でも活動を継続するために、Zoom等のオンラインツールを使って日本語会話をリモートで行うことをお願いしていました。また、施設が開館し、対面での活動が再開された後もコロナ感染の不安から活動を見合わせる外国人やボランティアが多く、会議室の人数制限などもあり、活動に大きな制約がありました。
現在では、徐々に元の状態に戻りつつあり、今年度は「けん玉大会」や「和紙で折るお雛様」などのイベントを行うことができました。
今後は現在の活動を続けながら、マスクなしの対面での会話や飲食を伴う行事などを行うことができるかどうかをコロナ禍の状況を見つつ、模索していきたいと考えています。


【和紙で折るお雛様(20232月)の様子】

シブカツについて

「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。

交通アクセス

〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21-1 渋谷ヒカリエ 8階
開館時間:平日 11:00~19:00、土曜日 9:00~17:00
※日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除きます。

よくあるご質問

シブカツご利用にあたって、よくあるご質問を掲載いたしました。