NPO団体
わたしのがんnetとは
わたしのがんnetは2014年に設立され、「がんと生きる"わたし"にとって暮らしやすい社会とは何か? 多くの声を集め、つながり合い、語り合い、そして社会へ問いかけます。」をコンセプトに現在も活動を続けています。(詳しくはこちら)
今回は、事務所を訪ね、共同代表理事の羽賀涼子さんにお話をうかがいました。
現在の取り組みとは
わたしのがんnetでは、毎月zoomで「がんのこと@cafe Online」と「おしゃべりcafe Online」というオンライン会を実施しています。事前申し込み制で、ホームページやFacebookからお申し込み頂けます。
「がんのこと@cafe Online」は、みんなでテーマを決めてがんと暮らしのことを語り合う勉強会です。毎月第4土曜日の13:30~15:30の枠で開催しており、がんについて関心のある方ならどなたでもご参加可能です。現在は10人前後の方にご参加頂いており、医療経験者や遺伝子カウンセラーの方も参加され、一緒にお話しができることもあるので、ぜひご参加ください!
「おしゃべりcafe Online」は、がんの経験談や気持ちについて一緒におしゃべりするオンライン会です。対象はがん経験者の方のみで、毎月第2土曜日13:30~15:30の枠で開催しています。現在は10人弱で治療中、治療後、日々の暮らしなどについておしゃべりしており、話題が尽きません。
また、「まんまるタイム」という子どもたちの居場所として、事務所を提供する取り組みを渋谷区こどもテーブルと連携して行っています。毎月第3水曜日の13:30~16:00の枠で事務所を開放し、現在ではお楽しみ袋を配布しています。
【わたしのがんnetは、がんといきるわたしにしか語れない言葉をYoutubeチャンネルでも発信しています!】
コロナ禍の影響と今後について
コロナ前は対面でがんについての勉強会を行ったり、事務所が子どもたちの居場所になったりと賑やかな状況でしたが、コロナ禍ではそういった機会も少なくなり、現在ではオンラインを利用した活動の方が長くなっているような状況です。ただ、オンラインが不便というわけではなくて、例えば外出が難しい方や遠方にお住まいの方が気軽にオンライン会へ参加できるという点はむしろオンラインならではのメリットだと考えています。
他の活動として、「まんまるタイム」では月に一回子どもたちの居場所として事務所を開放したり、区の職員さんと一緒にがんや高齢者、認知症などについて情報共有を図っています。また、わたしのがんnetのホームページ上では毎週月曜日に病気の体験談に関した、4コマ漫画を配信しています。
今後もコロナの状況を見つつ、上記のように活動を継続していく予定ですので、よろしくお願いします!
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。