NPO法人二枚目の名刺を取材しました！

二枚目の名刺とは
社会人が本業以外に「社会のなかで自分を活かす」ことができる機会を創り、その体験を通して社会貢献に携わる社会人が増えていくことを目指すと同時に、NPO団体等が目指す「より良い社会創り」の実現を後押しする団体です。
今回はオンラインにて、代表の廣さんと広報担当の土橋さんにお話を伺いました。

団体設立のきっかけとは(廣さん)
20代の頃にイギリスへ留学し、同級⽣４⼈とベトナムの商⼯会議所からの依頼で社会貢献プロジェクトに取り組んだ際に、関⼼はあったものの未経験だった分野の課題に対して、学⽣として会社の名前に頼らずに勝負をする経験の中で、本業以外に貢献できることの喜びを知りました。社会貢献も⾯⽩いですが、組織や⽴場を超えて⾃分を活かすことにワクワクしたことが忘れられませんでした。
⾃分を社会で活かすためのもう⼀枚の名刺を⼿に⼊れることで、⼀⼈⼀⼈の可能性が開かれ、「こんな社会になったらいいな」が実現するような社会にしたいという想いから、二枚目の名刺としての活動を始めました。

団体の活動について
⼆枚⽬の名刺はボランティアを希望する社会⼈を募り、3ヶ⽉間、NPO団体等の⽀援を⾏うサポートプロジェクトを実施しています。ボランティアをしてみたいけど何から始めていいかわからない、という方たちが⼆枚⽬の名刺を通して、NPO等と⼀緒に社会課題の解決に取り組むことを促すことでより良い社会の実現を⽬指しています。
扱う社会課題のテーマは幅広く、介護⽀援、障害者⽀援、教育⼦育て、パラスポーツ、福祉、⼦どもの貧困、⼥性・病気、ダイバーシティと多岐に渡ります。参加者の年齢層も20代～60代までと幅広くご参加いただいています。他のプロボノ(経験やスキルを活かしたボランティア活動)とは違い特別なスキルや経験を求めないため、団体の活動に共感し、3ヶ⽉間伴⾛できる⽅であればどなたでもご参加いただけます。
また、⼆枚⽬の名刺が運営する「コモンルーム」にお越しいただけると、社会課題ごとの取り組みについて詳しく知ることができます。コモンルームは社会課題の深さを知り、それに取り組む⼈たちの熱いドラマに触れることができる絶好の機会です。団体活動を理解した上で、参加表明をするとサポートプロジェクトに参加でき、コモンルーム及びサポートプロジェクトは現在オンラインで開催されているため、全国から参加可能です。サポートプロジェクトの年間スケジュールはHPでご確認いただけます。
各回の募集は、HPやFaceBook、Twitter、Peatixで随時お知らせしますので、是⾮フォローをお願いします。Webマガジンではサポートプロジェクトの体験記を掲載しておりますので、ご興味のある⽅は是⾮ご⼀読ください。



コロナ禍の影響と今後の取り組みについて
コロナ前はコモンルーム及びサポートプロジェクトは対面形式で⾏っていましたが、コロナ後は全てオンラインに切り替えることになりました。しかし、それによって参加可能な範囲が東京から全国各地へ広がり、参加するNPO団体も地⽅からの参加が増えました。
また、⼦育てに忙しい主婦の⽅など、今まで参加できなかった⼈が参加できるようになり、コロナの状況が落ち着きつつある中、参加している社会⼈の中からは感染拡⼤に配慮しながら、現地に⾜を運んで⽀援している⽅もいるようです。
⼆枚⽬の名刺としては、ソーシャルセクター(社会貢献)とその他の業界の橋渡しとして、より良い社会の実現に向けて協働を促したいと思っており、今後も引き続き沢⼭の⼈にとって良質な社会参画の機会を提供していきたいと思います。会社と家の往復からたった⼀歩外に出てみるだけで、ワクワクする世界が広がっていることを多くの⽅に体験して欲しいと思います。

<リンク先一覧>
HP：NPO法人 二枚目の名刺 | 自分を変える、社会を変える、笑顔になる。 (nimaime.or.jp)
サポートプロジェクト年間スケジュール：【2023年度】サポートプロジェクトの実施計画について | プロジェクトの紹介 | NPO法人 二枚目の名刺 (nimaime.or.jp)
サポートプロジェクト体験記：https://magazine.nimaime.or.jp
Facebook：NPO法人 二枚目の名刺 - ホーム | Facebook
Twitter：NPO法人 二枚目の名刺📝（@nimaimenomeishi）さん / Twitter
Peatix：二枚目の名刺 | Peatix

<2022年度の活動実績>
「コモンルーム」：開催8回、参加者計143名
「サポートプロジェクト」：参加23団体、参加者計128名