取材記事

NPO団体

NPO法人東京少年少女センターを取材しました!

公開日

令和5年 1月30日(月曜日)

東京少年少女センターとは
地域に子どもの異年齢集団活動の輪を大きく広げたいと願って活動している、NPO法人です。
今回は活動場所の一つである、よよぎゆうゆうを訪れ、理事長の神代洋一さんと事務局員の斉藤厚子さんにお話を伺いました。(詳しくはこちら

【左:神代洋一さん 右:斉藤厚子さん】
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※取材時は、マスク着用、換気、身体的距離の確保を徹底し、感染対策を行いました。撮影時のみ、マスクを外して撮影しました。

団体の取り組みについて
私たちは地域の子ども会少年団、あそびの会、青空学校など、子どもたちが自主的に参加し、話し合い、作り出す活動を支援しています。主な活動としては、以下の通りです。
【よよぎゆうゆう】
平日(月~金)13時~17時の間で「子どもとママのための小さなほっとすぺーす」として事務所を開放しています。乳幼児親子から小学生までだれでも自由に利用でき、子ども相談・子育て相談も行っています。また、活動の一環として「いどうゆうゆう」も行っています。毎週木曜日の15時~17時まで玉川上水跡代々木緑道で遊んでおり、自由に集まり、自由に遊ぶをモットーとして、活動しています。
【遊びは冒険クラブ】
夏にはテント生活やカヌー遊びなどを行う「キャンプ村」、冬にはウィンタースポーツのスキー・スノーボードを行う「雪まつり」を開催し、遊びを通して自主性や自発性を育むことを目的としています。
毎年113(文化の日)に開催している、外遊びイベントの「あそび万博inTOKYO」では、代々木公園や町田芹ヶ谷公園を会場にそれぞれ30コーナーの遊びブースが登場します。子どもたちはもちろん、大人を含めて家族みんなで楽しむことができるイベントです。
その他にも、子どもたちが楽しめるような多様な活動やイベント開催に取り組んでいます。
(以下、写真の掲載出展はこちら

【オリセン野外広場でクッキング】
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【クリスマスお店屋さんごっこ】
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【ごへいもちを作ったよ】
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【ゆうゆうのハロウィン】
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【鬼ごっこする人この指とまれ】
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コロナ禍の影響と今後について
コロナ禍では、一時的に活動ができなくなったことや施設の利用人数制限、子どもたちにも黙食や感染症対策の指導が入るなどの問題がありました。そのような状況下でもオンラインでおしゃべり会を開いたり、よよぎゆうゆうの場所をすぐに再開するなど、可能な限り活動を継続するよう心がけていました。
その結果、以前のように子どもたちが遊びに来てくれるようになり、コロナ禍でも柔軟に形を変えて活動することができました。
現在の子どもたちは塾や習い事、部活動などで放課後や休日の生活時間の中で、自分の頭で考えて遊んだり、仲間を作ることが難しくなっています。そんな子どもたちへ、仲間といっしょに遊んだり、何かを作り出したりする喜びをつかんでもらいたいと私たちは考えています。
今後も子ども同士のコミュニティの場、子どもが集まるきっかけとなるような居場所として、精力的に活動を継続していきます。

【よよぎゆうゆうの様子】