NPO法人スポコレを取材しました！

スポコレとは
誰もがいつでも、どこでも、いつまでも、それぞれの年齢や技術、興味、目的に応じてスポーツを楽しむことができる生涯スポーツ社会の実現に向けて、スポーツコミュニケーションの確立を目的として活動しているNPO法人です。（詳しくはこちら）
今回はシブカツにお越しいただき、代表理事の八所和己（Yaddy）さんにお話を伺いました。

【代表理事　八所和己（Yaddy）さん】
※取材時は、マスク着用、換気、身体的距離の確保を徹底し、感染対策を行いました。
撮影時のみ、マスクを外して撮影しました。

団体を立ち上げたきっかけ
社会人になると運動不足になり、運動するにはどこに行ったらいいか分からない人へ向けて、体を動かす場を提供しようと活動をスタートしたことがきっかけです。私自身がラグビーに関わっていたこともあり、知り合いに声をかけ、ウォーキングタグラクビーを始めました。最初は、都内の体育館を探して場所が取れたところで活動していて、それから人を集めたり、行政のイベントに呼んでいただけたりするようになり、行政や企業とのつながりをさらに深めるため、2012年12月にNPO法人として設立しました。

主な活動について
スポコレは楽しむことに主眼を置いた「生涯スポーツ」を広く推進し、誰でもが気軽にスポーツを楽しむ場を提供したいというコンセプトで活動しています。私たちは「ベンチャースポーツ」と呼んでいますが、ニュースポーツの開発や日本ではマイナーなスポーツの普及のお手伝いも行っています。
現在は、毎月平日の夜に1～2回と土日に1回の、月2～3回の活動を行っています。学生～60代までと幅広い年齢層が参加されていて、毎回10～15人の方が参加しています。
その他にも、「世界ゆるスポーツ協会」と連携して活動の場を拡大したり、スポーツを通じて、コミュニケーション能力とチーム意識を高め組織力の向上を図ることを目的とした「チームビルディング」を学ぶ企業研修も行っています。

【活動の様子】


コロナ禍の影響と今後の活動について
2020年はコロナ禍のため、思うように活動ができず、2月からしばらく活動を休止していました。しかし、7月頃からは徐々に元の活動に戻りつつあり、現在は定期的に活動を行っています。コロナ禍の活動では、スポーツをしていても極力しゃべらないようにすることや、試合中はハンドサインで指示を出すなどの感染症対策を並行して行っていました。
現在はウォーキングタグラグビー(詳しくはこちら)やモルック (詳しくはこちら)をメインで行っていて、他にもスコアーズ(詳しくはこちら)やネットボール(詳しくはこちら)など、様々な活動があります。
スポコレで行う活動は、競技スポーツとしての技術を必要とせず、初心者も経験者もみんなが楽しいと思えることが大事だと思っています。今後はベンチャースポーツのさらなる普及やチームビルディングを学ぶ企業研修の拡大を目指して、活動の場を広げていきたいです。また、子ども向けのプログラムだけでなく、シニア向けのプログラムも幅広くありますので、渋谷区でも定期的な活動ができればと考えています。

【タグラグビーの様子】