NPO団体
訪問劇団あいとは
2011年10月に設立しました。訪問劇団あいは、プロの役者で形成しており、当スタッフで撮影編集し作品を制作しています。芝居、歌、ゲームなど、観客の皆様と共に楽しめる時間と空間を提供する為に、ニーズに合った内容を考え、作品を作り、レッスンを重ね、皆様の居る場所へ出向く訪問劇団です。(詳しくはこちら)
今回は事務所を訪れ、理事長の相原ふさ子さんにお話をうかがいました。
【理事長 相原ふさ子さん】
※取材時は、マスク着用、換気、身体的距離の確保を徹底し、感染対策を行いました。撮影時のみ、マスクを外して撮影しました。
団体立ち上げのきっかけについて
設立当初は、高齢者が元気になる演劇の推進を考えての高齢者向けの設立でしたが、活動の外への広がりや自立する姿が見えず、進展がなかったことから、外へ出て高齢者の居る場所へ赴こうと考えました。2010年8月には、初台officeの稽古場で初めてアトリエ公演を実施し、福祉関係者の方々から好評を得ることができました。それを機にMCや歌、ゲーム、クイズ等を取り入れることで、見せるだけではなく、楽しい時間を提供していくようになりました。
その矢先に2011年3月11日、東日本大震災が発生し、避難所等に活動支援の受け入れを要請しましたが、中々受け入れてもらえませんでした。そこで2011年10月にNPO法人として設立し、現在にいたるまで活動を続けています。
活動内容とコロナ禍の影響について
病院、福祉施設、養護施設、団地、自治会などで寸劇や歌、ゲーム、クイズ等を披露し、例えば高齢者の方々の所では生活において困っている内容などを織り交ぜて作品づくりをしています。引きこもりや孤独死、振り込め詐欺等を少しでも阻止できるように芝居で分かりやすく説明できるように心がけています。高齢者だけでなく、若い人や障がい者の方々にも演劇を通じて勇気や行動力、社会の中で生きるための小さな原動力として活かすことができると思います。
コロナ禍の影響としては、病院や福祉施設、養護施設などを訪れることが難しくなったことが挙げられます。私たちは主に外へ出向いて芝居などを提供するのですが、感染拡大の影響で外部での活動そのものが縮小していると感じています。また、劇団員の中にもコロナの影響で活動が難しくなった方もいて、内外において大きな影響があります。
現在は、毎月、手話ダンスを1曲と、第三日曜日にお芝居などをYouTubeで配信しています。また、施設や団体から声をかけていただければ積極的に参加していく予定ですので、今後もよろしくお願いいたします!
【第42回福祉まつり(あったか府中ささえあいまつり)/2022年10月16日】
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。