ハチコウ大学講座
10月になりました!ハチコウ大学も令和4年度後期の始まりです。今年もあと3か月ですね。今回は自主企画講座「虹の下水道館~レインボーツアーと有明水再生センター見学~」を開催しました!
身近なものを「もっと学ぶ」ため、前期もここ東京都虹の下水道館に行きました。今回は科学実験ではなく、実際に下水道の処理施設を見学してきました。
まずは、東京都下水道局のキャラクター「アースくんの家」で一般的な家庭の排水の流れを確認します。こちらは前期の講座と同一の内容です。
一通り説明が終わり、いよいよ水再生センターに行きます!施設は地下にあり、見学コースは階段の昇り降りを200段以上するとのこと、、みなさん頑張ってください!
外から地下のどのあたりに施設があるかを確認しています。それにしても立派な建物です!
見学コースの入り口です。基地を模して作っているとのことです。ワクワクしてきました!
下水道処理施設の基本施設について説明を受けます。3つの施設「第一沈殿池」「反応槽」「第二沈殿池」を基本としてで成されています。ほかにも「沈砂地」や「塩素接触槽」などがあります。
まずは、実際に第一沈殿池を見てみました。2~3時間かけて下水に含まれる沈みやすい汚れを沈殿させます。汚れが浮いているのも見えますが、思ったより匂いません。
それは写真のとおり、太いパイプでにおいを吸収しているからです!この匂いはフィルターをとおり、綺麗にしてから大気中に出されます。
次に反応槽です。下水中の汚れを微生物が分解し、細かい汚れも微生物に付着して、沈みやすい塊になります。
第二沈殿池は見れませんでしたが、この段階で水がどれだけ綺麗になっているか見せていただきました。
きれいになった水は放流されますが、実際にきれいかどうかを下水道処理施設ではグッピーなどの魚を飼って確認しているそうです。みんな元気に泳いでいます!
その他、細かい説明も受けましたが、実際に施設を見学できると改めて水は無駄にはできない、考えて使わなくてはと思いました。
身近な施設だけど実際にはあまり知らない、、こういった施設を今後も企画してまいります!近いうちに今度は浄水施設も見学に行きたいと思います!
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