渋谷ハチコウ大学クラブ活動
暑い季節がやってきました!みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、シニアいきいき大学で初となる将棋入門教室の開催にあわせて教室と、新しくオープンした駒テラス西参道の施設見学に行ってきました!
駒テラス西参道は『観る将(観る将棋ファン)の聖地』を目指し、様々なイベントや教室、展示、映像配信など、将棋を通じた魅力あるまちづくりのための施設として、あたらしい日常を発信していく場所で、参宮橋近くにオープンしました。
講座は、まったくの初心者の方でも大丈夫!将棋の駒の進め方やルール、対局する際の戦術などを棋士の方から直接学ぶ講座となります。
みなさん、初めて将棋の駒に触る方です。まずは、将棋の歴史や3つの例について学びます。
将棋には、「三つの礼」があります。 対局が始まるとき、お互いに静かに頭を下げ「お願いします」、負けを悟ったときには自ら負けを認めて「負けました」。 そして最後に、もう一度互いに礼をして「ありがとうございました」。 1局の中で、これら3つの言葉を必ず口にしなければなりません。
こういった礼儀作法が基本となっているのですね。
次に将棋道具の説明です。ここで駒を確認して、みなさん楽しそうに触っていました。
その中で、王将という駒がありますが、これには王将と玉将があります。王将」と「玉将」には実質的には違いはありませんが、「天に二日なく、地に二王なし」との言葉に基づき「王将」は1枚とし、上位者(後手または上手)が「王将」を使い、下位者(先手または下手)が「玉将」を使うのが慣例となっているとのことです。
また、講師からは、かの豊臣秀吉が「玉将」はおかしいと言って「王将」にしたとの説もあるとのことです。将棋を学ぶと歴史の知識も深まります。
実際に駒を並べてみました。
今回は初回なので、小さい形で将棋を指してみます。みなさん少しずつ動きも覚えてきています。
この講座は、通年で全20回の長丁場の講座です。しっかり将棋を指せるように棋士の先生が丁寧に教えてくれます。最終的にみなさんがどれくらい将棋を指せるかとても楽しみです。
教室を見学した後は、ギャラリー見学をしました。
将棋の歴史が、年表になっています。こんなに昔から将棋があったことに驚きました。
平成30年には、将棋の8大タイトルすべて別の棋士の方が保持するという珍しいこともありました。その時の棋士の方々です。
次に、スタジオを見学しました。こちらでは、将棋戦の生中継や、ユーチューブによる配信等を行っています。
最後にカフェに行ってきました。ちょっとした休憩や談話などにぜひ立ち寄ってください。カフェでは将棋戦の中継も行っています。
マグカップも駒テラスのマークが入ってとてもかわいいです!
オープンしたてですが、様々なイベントを行っています。フリータイムは、誰でも将棋を打てるのでぜひ立ち寄ってみてください。
今回はシニアいきいき大学の将棋入門教室と駒テラス西参道の施設見学でした。
渋谷ハチコウ大学でも後期に駒テラス西参道で講座を開催しますので、ぜひご参加ください!
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。