全て
シブカツでは地域活動団体との連携を目的として、直接団体を訪問し情報交換を行っています。今回は、道玄坂にある「渋谷パラ草の会」を訪問しました。
「渋谷パラ草の会」は、渋谷区基本構想が掲げる❝ちがいを力に変える街❞という理念のもと、パラスポーツを通じて、一般市民が障がいも一つの個性と考えることで、多様な個性が活かされる豊かな社会を築いていくことを目的としている団体で、2018年に設立されました。
会の高橋代表から、会の立ち上げのきっかけや、これまでの活動などについてお話をお伺いしました。
〇渋谷パラ草の会を立ち上げたきっかけについて
「会を立ち上げたきっかけは、東京パラリンピック大会の応援に出かける人の割合が、平成27年区民意識調査によると、100人中6人と知り、40人ほど集まった交流会で、パラリンピックを見に行こうと話したのが始まりです。2年間活動を続けましたが、賛同者もなかなか集まらず、もうやめようかと思ったところ、仕事でパラリンピック関連の担当をしていた昔の後輩が手伝ってくれるということもあり、正式に会を発足しました。」
〇渋谷パラ草の会の活動について
本会は、渋谷区で開催されるパラスポーツ競技に観客として応援に行こうという旗印をまず第1に掲げ、この活動を通してハードのバリアフリー、ソフトのバリアフリー化に貢献する一環として、渋谷を訪れる障がい者の人たちに、どう接するかを学ぶ活動をしています。そして、小中学生が自立的にボランティア活動に参加できるよう、育成支援を行う企画・運営を支援しています。
最後に、会のイベント「渋谷運動会」について、紹介していただきました。令和2年3月8日(日)に開催されるイベントで2回目になります。健常者がパラスポーツを知る、見る、体験する、競技する、応援する運動会です。応援団のデモンストレーションと盲目のシンガー栗山龍太さんの歌もあります。2月18日(火)には、前夜祭も開かれます。「みんなでパラスポーツを楽しみ、親しみ、東京2020大会への機運の醸成としたいので、多くの方に参加して頂きたい。」と話されていました。
「渋谷パラ草の会」は、シブカツサイト内の「コミュニティを探す」においても紹介しています。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。