全て
シブカツでは地域活動団体との連携を目的として、直接団体を訪問し情報交換を行っています。今回は幡ヶ谷社会教育館を拠点に活動している4Bの会を取材しました。
4Bの会は、2000年に渋谷区立松濤美術館の美術教室の受講生らが設立した水彩画サークルです。メンバーの方から団体の活動や雰囲気などお話をお聞きすることができました。
〇団体の活動について
最初は有志数人で会を立ち上げ、その後、近所の方とかが加わり徐々に増えていきました。また、旧影丘の家で行われていたスケッチ入門という自主講座の参加者数名で先生の指導のもと絵画を続けていた方たちも合流して9年ぐらいになります。
発足以来、日本水彩画会の先生方にご教授いただいており、現在は日本水彩画会理事の小沢優子先生の指導のもとで活動しています。大変熱心に教えてくださいます。題材としては静物、風景、人物など。先生に技術的なことを教えていただきながら、初心者から公募展に出展する方までそれぞれ活動しています。昔風の水彩画にプラスアルファした色を重ねた画風で油絵的なタッチとよく言われます。深みがあっていいと思います。
人物画はごまかしがきかないので難しいです。風景画は描きたくないものを消したり、移動したりできます。先生がきちんとモチーフを用意してくださるのでいろいろな絵が描けます。この会に入って一番最初に感じたのは企画がしっかりしていることです。風景は都内の絵の名所や横浜などに描きに行っています。年1回旅行を兼ねて猪苗代湖や那須などに行っています。コロナの間は1年ぐらい活動を休止していました。最近はコロナ禍の影響で遠出は厳しいので近場に行くようにしています。家で一人で描くより、みなさんと一緒に描く方が精神的にもいいですね。みなさんの絵を見ていると刺激になります。
活動は第2・第4土曜日。会場は主に幡ヶ谷社会教育館です。先生は第4土曜日にいらっしゃいます。また、季節のいいときはスケッチに出かけることもあります。毎年秋に展覧会を文化総合センター大和田のギャラリーで行っています。今年は10月6日~10月9日に合同展を開催しますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。
最後に会のPRをしてもらいました。「水彩画はにおいもないですし、家の片隅でも描けますので、油絵に比べて入りやすいと思います。道具も比較的安価なので揃えやすいです。新規に会員を募集中です。アットホームなサークルです。全くの初心者、経験者、どなたでも大歓迎です。私たちとご一緒に楽しく絵を描きませんか。ご興味のある方はぜひ見学にいらしてください。ご連絡をお待ちしています。」
連絡先:浜元(090-3545-4946)
地域活動団体「4Bの会」はシブカツサイト内の「コミュニティを探す」においても紹介しています。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。