全て
渋谷ハチコウ大学は、渋谷区とS-SAP(シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー)協定を締結している8つの大学と20社の企業との連携により、講座などを提供していただいています。
S-SAP協定とは、区内に拠点を置く企業や大学等と区が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する公民連携制度です。各S-SAP企業は、利益を追求するだけでなく、法律の遵守、環境への配慮、地域社会への貢献などが求められています。この各企業が市民として果たすべき社会的責任のことをCSR(corporate or university social responsibility)と言いますが、区は、このCSR活動を、区民に役立つ活動として展開していただくことを目指して、この協定を締結しています。まさに、ハチコウ大学への講座提供は、各S-SAP企業にとっては、協定の目的に沿う活動となります。
今後も、渋谷生涯活躍ネットワーク・シブカツは、渋谷ハチコウ大学事務局として、各S-SAP企業にさまざまな講座を提供していただけるように、働きかけていきます。
さて、今回は去る9月27日に渋谷ハチコウ大学の開校記念講座として、「桂歌助のシブカツ落語」を提供してくださった、シダックス株式会社のCSR活動について、ご紹介します。
シダックスグループは、「すべては未来の子どもたちのために」を変わることなく継承すべき価値観とし、事業活動を通じて社会的な問題を解決していく「社会問題解決型企業」を目指し、また全国各地の店舗・施設や社員が、次世代へと続く社会の発展のために、企業市民としての活動に積極的に取り組んでいます。
シダックスグループが取り組む社会貢献活動「ドネッティ・プログラム」は多岐にわたりますが、国際的には、1997年より、国連UNHCR協会(※)に協力し、グループ店舗・施設への募金箱設置や、日本と世界に「笑顔」と「真心」を広める活動であるHeart & Smile プロジェクトなどを通じて、皆様の1つの行動を、難民の子どもたちの命を明日へつないでいく「命をつなぐワンアクション」活動を推進し、国連の難民支援を行っています。
国内では、未来を担う子どもたちの心と身体を健やかに育む文化イベントとして、2019年8月には渋谷区の子どもテーブルで「親子で学ぼう!テーブルマナー教室☆」を開催していただきました。
そのほか自社が運営するシダックスカルチャーホールで、親子でオペラを楽しく学ぶ「渋谷こどもオペラ」や親子で楽しめるジャズコンサート「渋谷キッズジャズ」を毎年開催しています。
詳細は、こちらをご覧ください。
※UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、1950年に設立された国連の難民支援機関。国連UNHCR協会は、この国連の難民援助活動を支えるため、広報・募金活動を行う公式支援窓口。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。