【S－SAP協定締結企業】CSR活動のご紹介～キユーピー株式会社～

　11月7日、キユーピー株式会社による「楽しく食べて、健康に！」という講座を開催しました。食を通した栄養や身体機能に関する話題から楽しく食べるコツなども学べる講座となり、受講生の方も大変熱心に耳を傾けていました。
　この講座はCSR活動の一環として開催していただいており、今回はそのキユーピー株式会社が実施するCSR活動についてご紹介していきます。

　キユーピーグループは、CSRの基本的な考え方として、「グループ理念と規範を遵守し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、グループの持続的な成長の基盤として、CSR活動を推進する」としています。
　重点課題としては、健康寿命延伸への貢献・子どもの心と体の健康支援・資源の有効活用と持続可能な調達・CO2排出削減の4つに加え、ダイバーシティの推進を設定しています。　
　具体的には、食についての正しい知識や、食の楽しさと大切さを伝えることを企業としての重要な役割と捉えて、健康で楽しい食生活に貢献するため、「食」をテーマにした講演会に講師となる社員を派遣して、食生活と健康について正しい情報を提供しています。
　また、朝食の欠食や、食卓事情の問題点ともいえる6つの「こ」食※が増え、家族や友人など誰かと食事を共にする機会が少なくなり、子どものさまざまな知識や体験の不足、人との関係性の希薄さなど、心と体の健康への影響が懸念されているため、地域が連携して進める食育活動や子どもの居場所づくりなどへの支援をしています。

　渋谷区においては、区が孤食を防ぐ目的も含めて推進しているこどもテーブル事業の一つとして、笹塚地区で地域の方により運営されている「ささはたっこ」に、食材などの提供をしていただいています。

　詳細は、こちらをご覧ください。

※「こ」食： 一人で食事をする「孤食」、同じ食卓に集まっていても家族がそれぞれ別々のものを食べる「個食」、同じものばかり食べる「固食」、粉ものばかり食べる「粉食」、食事の量が少ない「小食」、味の濃いものを食べる「濃食」