渋谷ハチコウ大学

「落語に学ぶ老いのヒント~長い老後をいかに生きるか」

令和7年1月16日(木)14:00~15:30
落語 , 老いのヒント , 老後 , 12/2週公開

  

内容

人生百年時代と言われているが、そんなに生きないよ。そんなことはない。長生きすると思って生きたほうが楽しい。長生きして困らないためには、昔の人の知恵に頼ってみるのもいい。では、江戸時代の人は老後についてどう考えていたのか。実は何も考えていなかった。江戸時代は平均寿命も五十歳以下、病気になったら治療法もない。だから、老後のことを考えるよりも、今を真剣に生きることが大切だった。しかし、長生きする人もいた。そして、長命は人々の願いでもあった。落語にも長命の人は出て来る。隠居さん、羅宇屋の爺さん、糊屋の婆さん、寺参りに行く老夫婦、若者の恋をとりもつ老夫婦、90歳で亡くなった老人の葬式では弔問客に長寿の祝いで強飯が配られた。また、「寿限無」は子供の長命を願ってつけられた名前だ。さらには、「長命」と「短命」のどちらが幸福かを問う落語もある。落語に出て来る長寿の人物、命をテーマにした噺から、いまの生き方を考えてみる。また、江戸時代には、伊能忠敬、歌川広重ら第二の人生で歴史に名を残した人物もいる。そうした人物の生き方も参考にしてみたい。落語の登場人物は何も考えていないが、いつも陽気で賑やかだ。それは毎日を、それぞれの役割で真剣に生きているから。そんな落語の長寿者の役割が、いまの私たちの参考になればと思う。

受付期間 令和6年12月2日(月)11:00~令和6年12月19日(木)19:00
開催日程 令和7年1月16日(木)14:00~15:30
対象者 渋谷ハチコウ大学学生
定員 44人(抽選)
会場 渋谷生涯活躍ネットワーク・シブカツ イベントスペース(渋谷ヒカリエ8階)
主催 渋谷区学びとスポーツ課
講師 脚本家、作家、文京学院大学外国語学部非常勤講師(芸術学・日本文化論) 稲田 和浩
受講料 無料
ハチコウ大学認定単位数 1単位/1出席

地図

渋谷生涯活躍ネットワーク・シブカツ イベントスペース(渋谷ヒカリエ8階)

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