2023年度後期第1回
【題目】西域美術を後世に伝える努力① -壁画断片の修復
【概要】
各国の西域探検隊は多くの遺跡で壁画を剥ぎ取りました。ドイツ隊、スタイン、ペリオ、大谷探検隊、オルデンブルグも、皆剥ぎ取りに手を出しました。持ち帰った壁画断片は各国の博物館や美術館に収められました。探検からほぼ1世紀を経て、ミュジーアム・ピースとなった断片は修理・改装され、活用されています。韓国国立中央博物館が所蔵する西域壁画の修理に参加した経験を踏まえ、壁画断片を修理し、後世へと伝える活動を紹介します。
2023年度後期第2回
【題目】西域美術を後世に伝える努力② -遺跡保存の理念
【概要】
西域の遺跡は、きびしい自然環境によって、また時には人為的な破壊によって傷んでいます。クチャで第2の規模をもつクムトラ石窟も同様です。日本信託基金を得て、ユネスコが実施したクムトラ石窟保存修復プロジェクトに参加した経験をもとに、遺跡の評価、遺跡に被害をもたらした原因の究明、遺跡保存の理念、保存修理の優先順位などについて考えます。
受付期間 | 令和5年10月2日 11:00~10月6日 19:00 |
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開催日程 | 令和5年10月19日・11月2日(全2回)13:00~14:30 |
対象者 | 渋谷ハチコウ大学学生 |
定員 | 3人 |
会場 | 学校法人聖心女子学院 生涯学習センター |
主催 | 学校法人聖心女子学院 生涯学習センター |
講師 | 中野 照男(東京文化財研究所・名誉研究員) |
受講料 | 3000円 |
ハチコウ大学認定単位数 | 1単位/1出席 |
学校法人聖心女子学院 生涯学習センター
※受付日終了後の申込については、受付することができませんので、ご了承ください。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。