江戸時代、シドティ神父から得た情報を基に、新井白石は『西洋紀聞』などを著しました。1703年、シドティ神父は、ローマ法王クレメンス十一世の許可を得て日本宣教のため西イタリアを出発し、宝永五年(1708年)、屋久島に上陸しました。 「切支丹屋敷にシドティ神父は葬られた」という『小日向誌』の記述から、クロドヴィオ・タシナリ神父、コンプリ・ガエダノ神父、マリオ・カンドゥチ神父等多くの人々が墓を探し求めていましたが、平成26年(2014年)、発掘調査でシドティ神父の墓は発見されました。 さて、第1回は、切支丹屋敷跡の遺跡の概要とシドティ神父の墓と判断した根拠について言及します。続いて第2回は、「シドティ」の名称、発見の経緯、墓の位置、長助・はるの墓、そしてシドティ神父の墓について顧みたいと思います。
第1回 6月2日(水)
江戸切支丹屋敷跡の発掘調査とシドティ神父の墓の発見
第2回 6月9日(水)
シドティ神父の墓の発掘調査を顧みて
※本講座はZoomを使用したオンライン講座になります。そのため、メールアドレスの登録が必須となります。受講にあたり、PC等デバイスの準備、通信環境、Zoomのダウンロードが必要となります。
受付期間 | 令和3年4月9日~5月15日 |
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開催日程 | 令和3年6月2日・6月9日(水) 13:30~15:00 ※休憩あり |
対象者 | 渋谷ハチコウ大学学生 |
定員 | 8人 |
会場 | オンライン講座(Zoom) |
主催 | 学校法人聖心女子学院 |
講師 | 池田 悦夫(高崎経済大学非常勤講師・ 元文京区教育委員会主任主事・学芸員) |
受講料 | 3000円 |
ハチコウ大学認定単位数 | 1単位/1出席 |
※受付日終了後の申込については、受付することができませんので、ご了承ください。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。