平安時代の金工
『枕草子』には「うつくしきもの」、今でいうかわいらしいものが語られています。童子のしぐさや着物、鳥の子の歩く姿、ガラスの壺など、そうした小さなものは皆うつくしいいと言っています。実は硬いというイメージのある金工にもそうした小さな「うつくしいもの」、雅なデザインや文様を表した作品が意外かもしれませんが多く残っています。中国の唐時代の影響から和風へと変わっていく表現の変化を、作品を通じて具体的に示し、当時の人々の美に対する思いを紹介していきます。
平安時代の刀剣
太刀はあくまで人を斬る道具ではありますが、鍛えや刃文の美しさを追求したことも確かです。当時の武将の愛刀やエピソードを紹介して、平安時代の刀剣のすばらしさを講義します。また公家が御所での儀式に使用した華麗な飾剣や武士の太刀を収めた外装についても触れ、同時期の金工や漆工など他の工芸品との時代性についてもお話ししたいと思います。
受付期間 | 令和6年4月1日 11:00~5月1日 17:00 |
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開催日程 | 令和6年5月15日,29日(全2回)13:00~14:30 |
対象者 | 渋谷ハチコウ大学学生 |
定員 | 5人 |
会場 | 受講案内にて通知 |
主催 | 学校法人聖心女子学院 生涯学習センター |
講師 | 原田 一敏(ふくやま美術館 館長) |
受講料 | 3000円 |
ハチコウ大学認定単位数 | 1単位/1出席 |
受講案内にて通知
※受付日終了後の申込については、受付することができませんので、ご了承ください。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。