『源氏物語』が紫式部によってつづられたのは、平安時代中期のこととされています。奈良時代まで、日本の宮廷装束は中国に倣う形でしたが、平安時代には、日本の風土と宮廷貴族の生活様式にあった形に整えられるようになりました。いわゆる国風文化が行き渡り、装束に表わされる文様も、宋時代に日本に入ってきた唐織物の文様を和様化した有職文様が用いられるようになりました。現在、皇族の方がご即位や新嘗祭などの重要な儀式でお召しになる男性の束帯や女性の唐衣裳なども、この時代に整えられた装束の様式です。『源氏物語』には、当時の人々がどのような装いをしていたのかが、こまやかに描かれている場面がみられます。その表現を通して、この時代の人々が時と場所、あるいは年齢や身分によって、どのような装いをしていたのかを探ってみましょう。
受付期間 | 令和6年4月1日 11:00~5月8日 17:00 |
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開催日程 | 令和6年5月22日,6月5日(全2回)13:00~14:30 |
対象者 | 渋谷ハチコウ大学学生 |
定員 | 3人 |
会場 | 受講案内にて通知 |
主催 | 学校法人聖心女子学院 生涯学習センター |
講師 | 小山 弓弦葉(東京国立博物館 工芸室長) |
受講料 | 3000円 |
ハチコウ大学認定単位数 | 1単位/1出席 |
地図
受講案内にて通知
申込方法
渋谷ハチコウ大学マイページ・シブカツ窓口
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