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平安時代前期の蒔絵は「初期蒔絵」と呼ばれます。現存作例はほとんどが密教と関連するものであり、その全体像をとらえるには信仰の姿を理解する必要がありそうです。飢饉や疫病が頻発すると、人々は災害から逃れるため多種多様な信仰に縋りました。特に貴族は超自然的な霊威を極度に恐れ、またその栄達が運に左右される面が大きく、生活全般が何らかの信仰に強く彩られていました。平安時代後期には末法の到来とともに法華経信仰が貴族に浸透し、いたる所に仏教的なイメージが湧出します。一見すると仏教的とは思えないモチーフであっても、経意にかかわる寓意が込められる例も見られます。ひとつのデザインから受ける印象は、当時の共通理解に沿ってみるとまったく違う姿に見えてくるかもしれません。
本講座では、平安時代の「蒔絵」に焦点をあて、その技法の確立と発展の流れを、現存作例を詳細に分析しながら見ていきます。蒔絵がいかにして日本の代表的な漆芸技法となっていくのか、皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。
受付期間 | 令和6年9月1日 11:00~11月7日 17:00 |
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開催日程 | 令和6年11月21日・12月5日(全2回)13:00~14:30 |
対象者 | 渋谷ハチコウ大学学生 |
定員 | 5人 |
会場 | 聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザ |
主催 | 学校法人聖心女子学院 生涯学習センター |
講師 | 福島 修(東京国立博物館 特別展室主任研究員) |
受講料 | 3000円 |
ハチコウ大学認定単位数 | 1単位/1出席 |
聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザ
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