渋谷ハチコウ大学

自主企画講座

千年の時を超えて読み継ごう 日本の名作古典 『枕草子』と『源氏物語』のメッセージ ~二人の女房は何を書き遺したのか~

令和5年6月1日~7月20日(毎週木曜日・全8回) 14:00~16:00
文学 , 小説 , 随筆

  

内容

両作品とも、「女房」としての立場で「主人」のために執筆したもの、という観点から、その本質に迫ってみたいと思います。『枕草子』も『源氏物語』も、同じ時代を生きた「二人の女房」が、それぞれの主人のために書き遺した魂の叫びでありました。その深くも強烈なメッセージに耳を傾けてみましょう。
全8回の連続講座となります。可能な限り、全8回とおしてご受講いただきますようお願いいたします。

6月1日(第1回)
はじめにー紫式部の怒り~『紫式部日記』の「清少納言批判」を考える

6月8日(第2回)
清少納言と紫式部とは面識があったのか?~中の関白家の凋落ー歴史のはざまで

6月15日(第3回)
『枕草子』の謎~「回想章段」をどう読むか

6月22日(第4回)
「女房」としての清少納言~『枕草子』は皇后定子に捧げられた

6月29日(第5回)
物語作家としての紫式部 ~リアリズムの追及ー「日本紀などはただかたそばぞかし」

7月6日(第6回)
『源氏物語』の相対構造~問題提起としての「帚木三帖」ー光源氏の「光と影」

7月13日(第7回)
没落の人々へのまなざし~『伊勢物語』と「宇治十帖」、そして「明石中宮」の人物像

7月20日(第8回)
紫式部の魂の叫び~『源氏物語』は『枕草子』への痛烈な批判でもあった

受付期間 令和5年4月12日(水)11:00 ~ 4月25日(火)19:00
開催日程 令和5年6月1日~7月20日(毎週木曜日・全8回) 14:00~16:00
開催日程詳細 令和5年6月1日・8日・15日・22日・29日、7月6日・13日・20日(木曜日・全8回) 14:00~16:00
対象者 渋谷ハチコウ大学学生
定員 10名(抽選)
会場 千駄ヶ谷社会教育館 3階学習室
主催 渋谷区生涯活躍推進課
講師 河地 修(東洋大学名誉教授)
受講料 無料
ハチコウ大学認定単位数 1単位/1出席

地図

千駄ヶ谷社会教育館 3階学習室

申込方法

窓口、マイページ

※受付日終了後の申込については、受付することができませんので、ご了承ください。

シブカツについて

「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。

交通アクセス

〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21-1 渋谷ヒカリエ 8階
開館時間:平日 11:00~19:00、土曜日 9:00~17:00
※日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除きます。

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